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Googleが発表した【Stadia】について考えてみた

投稿日:2019年3月26日 更新日:

画像引用: https://stadia.dev/ より


先日、Googleより発表がありました【STADIA】


どうやらゲーム業界を大きく揺るがすサービスになるかもしれないと言うことで、ゲーム好きのビタミン星人がその【Stadia】について勝手に考えてみました。



【Stadia】ってなに?

GoogleがGDC 2019(ゲーム開発者カンファレンス)で発表した新しいゲームの在り方です。
ゲーム機本体に依存せず、インターネット環境があればブラウザのGoogle ChromeでPCやスマートフォンそしてChromecast Ultraを挿せば家のテレビが高性能PCを使っているかのように遊べると言うサービスです。

今の多くのゲームはグラフィックス描写に力を入れている。システムが複雑化している。という傾向にあると思います。
当然それらの要素がゲームを面白くしているのも事実なのですが、要求されるスペックも徐々に高性能なものとなっています。

併せて読みたい記事【DOA6】の推奨スペックが判明したので、書いてみた。
それが最悪、良い画面と普通のPC、インターネット環境があれば良いと言うのであれば、そりゃ画期的でしょうってなもんです。
ただ、じゃあ一体どんなサービスなんだい?と言うことで私なりに調べて解説していきたいと思います。

クラウドゲームサービスとは?


まず【Stadia】がどのような形でゲームを提供する予定か!?

それはクラウドゲームサービスです。ゲームストリーミングサービスとも言いますね。※こっちがメジャーかな?
Googleにクラウドサーバーというサーバーがあります。これが実質ゲーム機本体!
そしてインターネットのどこにでもゲームのリンクを貼ることが可能だとか、しかもリンクを踏めば最速5秒でゲームを始められるというなんとも「あくしろ」とは言えない仕様となっています。
上記に書いた通り、近年の高負荷のグラフィックなどはこのクラウドサーバーが処理してくれる。
なのでスマートフォンでもネット環境によると思いますが快適でキレイなグラフィックを見れることが出来るということなのです。
当然、ダウンロードもアップデートも不要ですし、あとチートなどの不正行為でゲームそのものに手を加えると言うことも難しくなります。なんせ、クラウドサーバーでゲーム自体の処理を行っているのですから。端末で不正を行うということがなくなります。

わかっていただけましたでしょうか?

要するに、画面と操作できるコントローラー、グーグルに繋げれる環境そしてGoogle Chromeが使えればゲームが出来ますよということではないでしょうか。


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SNSとシェア機能で広がる世界

【Stadia】の一番の魅力はSNSとの相性でしょう。
近年のゲームは動画配信などで流行をつかむ傾向にありますが、配信者にとっては生配信であってもキレイな画質(4K HDR 60FPS)を提供できるということです。
クラウドサーバーのほうでやってくれるんですから、高価な機器も必要にならない配信用の機器も必要ないと、気軽に動画配信ができるというのがかなりの強みだと思います。

詳細はまだわからないですが、「Crowd Play」という簡単に言うとゲームに飛び入り参加できる機能もあるということです。

一つ注目してほしいのが「State Share」という機能。
ゲームのある瞬間をそのままプレイできる形でシェアできるという機能です。しかもリンクを貼るだけ。
例えば最悪の状態を演出して、「これクリアできる人いる?」と腕試しに使えます。

とは言え、既存技術の発展形な感じで目新しい機能はなさそう?

何をおっしゃるウサギさん、今まで自身のハードウェアで重い処理をしていたんですよ。
それを肩代わりしてくれるなんて素晴らしいじゃないですか!

日本でのサービスはあるの?

2019年に完成される予定です。
まずはアメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパの大部分からで、日本は未定。価格も料金形態もまだ発表されていません。
「おま国」じゃないでしょうね・・・。
日本でグーグルのゲームプロデューサーを募集しているなんて噂も・・・。

ゲーム プロデューサー、Stadia募集してましたね。

【Stadia】はゲーム業界を変える?

最近、ゲーム業界は規制とかで多少息苦しさを感じます。特にソニーさん
これも時代の流れなんでしょうか、わからないですが。

それはさておき、グーグルが発表した【Stadia】でゲーム業界は変わるか?
個人的に一概には変わる!とは言えないですね。
ただ、【Stadia】を見ていると、アマゾンプライムビデオ、ミュージック、キンドルを思い出します。私だけでしょうけど

理由は戦略的なことです。
言うなれば動画配信サービスですね。
ゲームが今以上に手軽に遊べるようになり、自宅はおろか外出先でも好きなゲームを空いた時間でプレイできると言うこと、しかもスマートフォンなら容量も気にしなくて大丈夫。※通信費は気になりますが
まさにアマゾンプライムを始めとする動画配信サービスですねぇ。
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ただ、動画とゲームは違います。
動画・ゲームと共に一応は終わりはあります。
しかし動画はながら作業が可能で、ゲームプレイはそれを主としています。

重ねて言いますが料金形態が判明してないのでなんともいえないのですが、ゲームを終える(これはクリアするではなく、プレイしなくなるです)には時間がかかります。
もし、サブスクリプション方式なら買った方が良いんじゃね?ってなるケースもでてくると思います。
あと、プレイできる権利がグーグル側にあるということです。いわゆるソシャゲーやオンラインゲームのことですね。
メンテナンスによってゲームが遊べなくなったり、突然何かしらの理由でゲームが遊べなくなったりとか。

そう言った意味では既存のゲームシステムも長く存在し続けるような気がします。
ただ公式なゲーム大会などでは外部からの改竄する余地のない【Stadia】で行ってくれると主催者側、プレーヤー。観客も安心して大会を開けるのではないでしょうか。

最後に

ここまで読んで下さいましてありがとうございます。
ゲーム業界をざわつかせたグーグルの発表でしたが、これでゲーム人口が増えるとゲーム好きの私には大変うれしいことです。
ここで注意しておいてほしいのは感想や未来予想はあくまで筆者であるビタミン星人のたわごとですのでご了承ください。
とくに「ゲーム業界を変える?」の項目は完全に私の勝手な想像ですので、本気にしないでください。

それでは、明るいゲーム業界の未来を祈って締めさせていただきます。ペコリ




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