トリプトファンの健康効果5つ
1不眠解消の効果
トリプトファンは脳に運ばれると、ビタミンB6やナイアシン、マグネシウムとともに神経伝達物質であるセロトニンをつくる原料となります。セロトニンには寝つきを良くする睡眠効果や、興奮や不快感を鎮めて精神を安定させる効果があり、不足すると睡眠障害などに陥りやすくなります。セロトニンは、脳でメラトニンに変換されます。メラトニンは体内時計の調整を行う働きがあり、睡眠サイクルを正常にしたり時差ぼけに効果があるなど睡眠と密接な関係を持っています。
2美肌効果
トリプトファンには、体内で発生した活性酸素[※2]を除去する作用があることから、美肌効果があるとされています。「若返りの薬」ともいわれるメラトニンの分泌量は年齢を重ねるほど減少するといわれており、脳内のトリプトファン濃度が高まればセロトニンが増えてメラトニンとなり老化防止に効果があると期待されています。
3鎮痛効果
アメリカのテンプル大学健康科学センターで、トリプトファンが鎮痛剤としての働きを持つことを証明する実験が行われ、あごに慢性的な痛みをもつ患者のグループにトリプトファンを投与してセロトニンの濃度を高めたところ、痛みの軽減に加え歯に痛みが加えられたときの耐性も強くなったとの報告があるそうです。
4集中力や記憶力を高める効果
トリプトファンは、ドーパミン[※3]やノルアドレナリン[※4]といった神経伝達物質をつくるために、チロシンと一緒になって働きます。ドーパミンとノルアドレナリンとは、ホルモン調節に関わり、気分を高めてやる気を生み出すホルモンです。これまでの研究では、脳や行動障害の治療に役立つことが分かっており、不眠症やうつ病治療への効果も期待されています。オハイオ州立大学医学部の研究では、、子どもたちに1週間トリプトファンを与えたところ、学習能力について良い結果が得られたという報告もあります。
5月経前症候群(PMS)を改善する効果
トリプトファンを摂取することで、鎮痛作用や精神を安定させる効果があるため、月経前のイライラや体の不調を改善できる効果があるといわれています。
その他もトリプトファンは、免疫系に働きかけ、コレステロール値や血圧を調整したり更年期障害の症状を緩和するなど多くの効果があります。
セロトニンを活性化させる秘訣
①太陽の光
やはり・・・「朝日を浴びること」
朝日を浴びることで天然の目覚めの成分「セロトニン」の分泌が活発になります。
②リズム運動
朝から散歩も難しいかもしれません。
通勤時に駅まで歩くなどできる方はリズム運動も可能でしょうが
車通勤で朝から歩くことが難しい方は、通勤しながらガムを噛んでもOK!
③スキンシップ
やっぱりハグって幸せ!
毎日30秒ハグをしてもらうだけで、ストレスが軽減すると言われています。
しかし、なかなかハグをしてもらうことが難しい方は、自分で自分をぎゅーっとするだけでも十分です。
朝日を浴びるって毎日できる?
朝日を毎日浴びるなんてとても難しいですよね?
日照時間が少なくなると、まず太陽が出ているかどうか不安だし
梅雨の時期なんて、まず不可能と言えますよね。
しかし、それを可能にしてくれるアイテムがあったらどうします?
毎日天候や季節に左右されず、太陽の光を浴びられるアイテムがあれば・・・
太陽の光と同等のinti4
inti4
の照度は、部屋に差し込む朝日と同等の最大2万ルクス(1cm)あります。


ちなみにセロトニンの活性化には、2500ルクス以上の光が必要です。
参考までに身近な環境の明るさをご紹介します。
真夏の太陽: 10万ルクス
朝日: 1万ルクス
コンビニ: 1,500ルクス
オフィス: 1,000ルクス
家庭照明: 700ルクス
さて、毎日必要な光は浴びていますか?